文化や歴史の雑学では、世界各国や日本各地の文化、英語、漢字、日本史、世界史など、文化や歴史に関係する雑学、トリビア、豆知識を紹介しています。さぁ、世界や日本の文化の雑学王を目指しましょう!
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メールが普及した現在でも、郵便局は私たちの生活になくてはならない存在ですね。街でもよく見かけます。
近所から富士山頂まで、いろんなところに郵便局がありますが、なんと、海の中にも郵便局があります。
その郵便局は海底郵便局と呼ばれ、南太平洋の島国であるバヌアツ共和国のハダウェイ島海洋自然保護区内、水深約3mの海底に存在しています。
ダイビング用具を着用した郵便局員が、ハガキ販売や押印の仕事をしています。ハガキは水の中でも大丈夫なように耐水加工されており、日付印もエンボス方式なのだそうです。営業時間は1日1〜2時間程度で、利用客は潜水して郵便物を投函することができます。
また、日本には海底ポストがあります。
海底ポストは、和歌山県すさみ町枯木灘(かれきなだ)海岸の岸から100m、水深10mの位置にあります。このポストは、1999年4月の南紀熊野体験博でのイベントの一つとして設置されました。投函されたハガキは地元ダイバーが毎日回収して、全国に配達されます。
2012年2月12日日曜日
日本語に本来存在しない子音のVの発音を表すための文字「ヴ」。このウに濁点をつけた文字は、江戸時代の末期にある著名な人が考えだしたものです。さて、その著名な人とは誰でしょうか?
その有名人とは、福沢諭吉です。諭吉が初めて出版した本「増訂華英通語」の中で使用されました。「増訂華英通語」は、諭吉がアメリカで購入した、広東語と英語の対訳単語集である「華英通語」に和訳を加えた本です。
「増訂華英通語」の中で「V」の発音を表すため「ウ」に濁点をつけた「ヴ」が用いられました。それがもととなり、現在でもその表現が使われています。
福沢諭吉には、このような功績もあったんですね。
ジュースやコーヒー、お茶、炭酸飲料などの容器として使われるペットボトル。利用しない日はないというくらいに、私たちの生活に浸透してますよね。とても便利です。
ペットボトルは、炭酸飲料向けの容器として、アメリカで開発されました。現在でもその約90%が飲料向けなのだそうです。しかし、日本で初めてペットボトルが使用されたときは、飲み物に使用されたのではありませんでした。さて、何に使用されたのでしょう?
答えは、しょうゆです。1977年(昭和52)にキッコーマンがしょうゆの容器として使用したのが最初でした。
ちなみに、ペットボトルという名称は和製英語で、英語圏では、一般的にプラスチックボトル(plastic bottle)と呼ばれています。
2012年2月7日火曜日
フランダースの犬といえば、イギリスの女流作家ウィーダが1872年に書いた有名な児童文学の名作ですね。アニメにもなっていて、なつかしのアニメをテーマにした特番などでも、よく見かけます。
フランダースの犬が初めて日本語に訳されたのは、1908年(明治41)でした。このとき、西洋人の名前では親しみにくいと考えられたのでしょう、名前が日本人の名前に変えて訳されています。
主人公ネロは清(きよし)、ネロの愛犬パトラッシュは斑(ぶち)、ネロの友達アロアは綾子(あやこ)と訳されました。
明治・大正時代には、人物名や物語の舞台などを、日本名に変えて訳すことは、よく行われていたようです。例えば、アルプスの少女ハイジの名前を楓(かえで)と訳した作品もありました。
2012年2月6日月曜日
サケの卵であるイクラ。寿司ネタやいくら丼でおなじみですね。プリプリして、とても美味しいです。
イクラという言葉は、もともと日本語ではありませんでした。その語源は、ロシア語で魚の卵を意味するイクラーという言葉です。
サケの卵を食べるための製法は、大正時代にロシアから伝わりました。そのため、サケの卵がイクラと呼ばれるようになったようです。
ロシア語のイクラーは魚の卵という意味ですので、ロシアではキャビアもたらこもすべてイクラーとなります。ここが日本と違う点ですね。
イクラを食べる風習のある国は少なく、製法を伝えたロシアでも日本ほど食べないのだそうです。また、資源を大事にすることで有名なイヌイットでも、内蔵と一緒に捨ててしまい、食べないのだそうです。
もったいないですね(笑)。
2012年2月5日日曜日
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