自然や生物の雑学では、動物、植物、雨、雪、海、山など、自然や生物に関係する雑学、トリビア、豆知識を紹介しています。さぁ、動物や植物の雑学王を目指しましょう!
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生物というものは、いつか必ず死ぬものです。「不老不死の生物がいる」と聞くと「そんなバカな」と思いますよね。
ところが、不老不死の生物が本当にいるのです。
それは、クラゲの一種であるベニクラゲです。
体長4,5mm、透明な体をしていて、赤い消化器官が透けて見えます。透けて見える消化器官が赤いのでベニクラゲという名前がついています。
普通のクラゲは有性生殖の後に死にますが、ベニクラゲは死にません。触手を収縮、外傘を反転させ、体の大きさを小さくして、ポリプと呼ばれる若い時代の状態に戻ります。ポリプはクラゲ芽を形成し、やがて幼クラゲとして遊離、幼クラゲは親クラゲへと成長します。そして、この一連のサイクルを無限に繰り返します。
このため、ベニクラゲは不老不死の生物といわれているのです。
ひょっとすると、このベニクラゲから人間を若返えらせることのできる何かがみつかるかもしれませんね。楽しみです。
2012年6月20日水曜日
フワフワの毛につぶらな瞳、愛くるしい仕草。うさぎは本当に可愛いですよね。ペットとして人気の高いのもうなずけます。
うさぎは、とても可愛いのですが、実は自分の糞を食べます。
これは、食糞という行動で、正常な行動です。「軟糞」と呼ばれる特殊な糞を出して、これを食べます。
軟糞は、うさぎが食べた物が盲腸の中で発酵してできます。蛋白質やビタミンなどを豊富に含んでいます。
軟糞を食べる時は、口を肛門に近づけて吸い込み、かまずに飲み込みます。
食糞は、ウサギの健康にたいへん重要な役割を果たしています。軟糞を食べさせないようにすると、うさぎは貧血症状を起こし、やがて死んでしまうのだそうです。
あんなに可愛いのにウンチを食べていたなんて意外ですね。
2012年4月28日土曜日
前足と後ろ足の間にある皮膜を利用して、木々の間を滑空するムササビ。日本の本州、四国、九州にのみ生息する夜行性の哺乳類です。
似たような動物にモモンガがいますが、ムササビとモモンガは、どこがどう違うのでしょうか?それとも同じ生物なのでしょうか?
ムササビとモモンガは、違う動物です。大きく異なる点が2つあります。
1つは大きさです。ムササビはモモンガに比べて、はるかに大型です。
2つ目は、皮膜の付き方です。モモンガの飛膜は前足と後ろ足の間だけですが、ムササビの飛膜は、前足と首、後ろ足と尾の間にもあります。
そういう違いがあったんですね。
2012年4月21日土曜日
甘くて、プリプリの食感が美味な甘エビ。本当においしいですよね。
この甘エビは、性転換するのだそうです。若いときはオスで、成長して5、6歳になるとメスになります。
このような性転換を雄性先熟といいます。甘エビと同じタラバエビ科のエビは雄性先熟です。
甘エビは、いろいろな料理に使われますが、刺身や寿司ネタに使われる甘エビは、メスなのだそうです。
メスを食べていたんですね。
ちなみに、イソギンチャクと共生することで有名なクマノミも雄性先熟です。
2012年4月28日土曜日
南極といえば、極寒の地。とても海水浴などできるとは思えないですよね。ところが、南極でも海水浴ができる場所があるのです。
そこは、南極半島の近くにあるデセプション島のフォスター湾です。
デセプション島には火山があり、フォスター湾には、温泉が湧き出ています。そのため、海水浴ができるのです。
寒い南極で海水浴ができるとは意外ですね。一度、訪れてみたいです。
2012年4月13日金曜日
コオリウオという魚がいます。南極海とその周辺海域に生息していて、脊椎動物の中で唯一、血液中にヘモグロビンを持ちません。そのため、血が無色透明です。
なぜヘモグロビンを持たないのかというと、寒い海でも血液が凍らないようにするためだと考えられています。酸素は血漿(けっしょう)という血液中の液体成分に溶かしこんで、全身に運んでいます。
この珍しい魚は、東京都江戸川区にある葛西臨海水族園で観ることができます。一度ご覧になってはいかがでしょうか?
2012年4月13日金曜日
私は、天気予報で、曇り一時雨とか、曇り時々雨などの予報が出ていた場合、傘を持って行こうか、それとも折りたたみ傘にしようか、迷ってしまいます。
一時雨と時々雨は、具体的にどう違うのでしょうか?
気象庁では「気象庁が天気予報等で用いる予報用語」というものを定めています。それによると「一時」と「時々」は、それぞれ次のように定められています。
一時 … 現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき。
時々 … 現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき。
連続的かどうかと、雨が降ると思われる合計時間がポイントなんですね。
2012年3月11日日曜日
秋になると、真っ赤に色づく「もみじ」。とても、キレイですよね。
ところで、もみじとカエデの違いをご存知ですか?
実は、もみじとカエデは同じ植物なのです。
「もみじ」という言葉は、秋に草木の葉が赤や黄色に変わること、すなわち紅葉のことを意味する言葉です。
それが転じて、見事に紅葉する木の代表であるカエデのことをもみじというようになったのです。
ちなみに、カエデは、その葉がカエルの手に似ているため、蛙手(かえるで)と呼ばれ、それが訛ってカエデとなったといわれています。
2012年3月10日土曜日
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